プロフィール
Marco Bellocchio は、1965年から2006年までの間、主に長編26作品と、テレビ放送向けの作品を制作しました。中でもよく知られる作品に、ロカルノ国際映画祭入賞作 『 ポケットの中の握り拳 』 (1965)、『 イン・ザ・ネイム・オブ・ファーザー 』 (1971)、『 肉体の悪魔 』 (1986)、カンヌ国際映画祭出品作となった『 乳母 』 (1999) があります。2003年にイタリア映画アカデミーから最高峰のダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を与えられた 『 母の微笑 』 (2001) は、ヨーロッパ映画賞とゴールデン・グローブ賞の作品賞も受賞し、世界31ヵ国でリリースされました。また、『 夜よ、こんにちは 』 (2003) は、同じくドナテッロ賞、ヨーロッパ映画アワードの批評家賞を受賞、さらにベネチア国際映画祭でも入賞し、アメリカやイギリスをはじめ世界25ヵ国でリリースされました。2006年にEurimages ( European Cinema Support Fund ) の支援を受け制作された 『 結婚演出家 』 は、カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門にエントリーされました。2009年には、『 愛の勝利を ムッソリーニを愛した女 』 がやはりカンヌのコンペティション部門のオフィシャル・セレクションにエントリー。この作品は世界でも多くの国々でリリースされました。さらに2012年には、ベネチア国際映画祭のコンペティション部門エントリー作品となった 『 眠れる美女 』 を発表しています。