2月16日、パリに在駐する外国記者が毎年製作されたフランス映画の中から受賞者を選ぶ第10回リュミエール賞授賞式が17区の映画館、シネマ・デ・シネアストにて行われました。
アメリカのゴールデン・グローブ賞をに倣って約50カ国を代表するジャーナリスト総勢約200人によって選出されるリュミエール賞は 1995年に Daniel Toscan du Plantier とアメリカ・ニュースウィークの記者 Edward Behr のイニシアティブによって始まりました。
オスカーの最優秀外国作品賞にもノミネートされたChristophe Barratier の作品 Les Choristes は2004年最優秀作品賞を受賞しました。
Jean-Pierre Jeunet 監督はUn long dimanche de fiancailles (ロング・エンゲージメント)で最優秀監督賞に選ばれました。
2005年セザール賞にノミネートされているRois et reine(仮題:王と王女)に主演したEmmanuelle Devos とMathieu Amalricは揃って2004年最優秀女優・男優賞に選ばれています。
またBrodeuses (クレールの刺繍)の Lola Naymark、Comme une image(みんな誰かの愛しい人)のMarilou Berry 、Les Fautes d'orthographe(仮題:間違えた綴り )のDamien Jouillerotが揃って最優秀新人賞を獲得しました。
フランス語圏最優秀作品には Chantal Akerman 監督のDemain on de´me´nage(仮題:明日は引っ越し)が選ばれました。
なお授賞式はフランス国立映画センター(CNC)、ユニフランス、パリ市、TV5、ポーランド・インスティテュート、 ケベック文化振財団、国際批評家週間の支援を得て行われています。
詳しい情報は:
Christian Rioux,(リュミエ-ル・アカデミー代表)
TEL : 33 - 1 40 30 09 14
Grazyna Arata(同アカデミー事務局長 ): grazyarata@aol.com