セザール賞選考アカデミーは1月27日、パリ、シャトレー劇場で2月25日に行われる第31回セザール賞のノミネート作品、受賞候補者を発表しました。
最優秀フランス映画賞にはジャック・オディアール監督の"De battre mon coeur s'est arrete" (『真夜中のピアニスト』)、ダルデンヌ兄弟の "L'Enfant" (『ある子供』)、クリスチャン・カリオン監督の"Joyeux Noel" (『戦場のアリア』)、グザビエ・ボヴェ監督の "Le Petit lieutenant" (仮題:『小警視』)、そしてラドゥ・ミヘレアヌ監督の"Va, vis et deviens" (『行け、生きろ、そして生まれ変われ』)がノミネートされています。
セザール最優秀女優賞にはナタリー・バイ("Le Petit lieutenant" /仮題:『小警視』)、イザベル・キャレ("Entre ses mains"/『イン・ヒズ・ハンド』)、アンヌ・コジニー("Je ne suis pas la pour etre aime"/仮題:『好かれるためにここにいるんじゃない』)、イザベル・ユペール("Gabrielle"/『ガブリエル』)、そしてヴァレリー・ルメルシエ("Palais Royal !"/『パレ・ロワイヤル!』)が候補者として挙っています。
主演男優賞には、ミシェル・ブーケ("Le promeneur du champ de mars"/仮題:『シャン・デ・マルスの散策者』)、パトリック・シェズネ("Je ne suis pas la pour etre aime"/仮題:『好かれるためにここにいるんじゃない』)、ロマン・デュリス("De battre mon coeur s'est arrete"/『真夜中のピアニスト』)、そしてブノワ・ポールヴールド("Entre ses mains"/『イン・ヒズ・ハンド』)が挙っています。
今年の注目作品としては、『真夜中のピアニスト』が10部門でノミネート、『戦場のアリア』は6部門、Le Petit Lieutenant(仮題:『小警視』)は5部門、『ある子供』、『行け、生きろ、そして生まれ変われ』がそれぞれ4部門のノミネートとなっています。
この第31回セザール賞授賞式はキャロル・ブーケをホストに、女優で監督でもあるヴァレリー・ルメルシエを司会に迎えてキャナルプリュスにてフランスではテレビ放送されます。
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