19世紀末、パリ。ポーランド出身のマリー(イザベル・ユベール)は貧乏学者ピエール・キュリー(シャルル・ベルリング)の助手に採用された。活発 で聡明なマリーにピエールはひかれ、二人の愛は深まるが、そこへ難題が。彼らの上司で俗物の固まりのシュッツ校長(フィリップ・ノワレ)が“ウラン発光の 謎"を二人に3カ月で解くように迫ったのだ。二人はプレッシャーもバネにして研究を進め、新たな原子を発見し、これを“ラジウム"と名付け、ここに世紀の 大発見が生まれた。かくしてシュッツ校長は得意満面でアカデミーの勲章を胸にノーベル賞の受賞式に臨むのだった。
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