1979年6月、ハイファ。シャバットに入る前3日間のイスラエルで繰り広げられる物語。
ヴィヴィアンはまたしても夫のエリアウと別れようとしており、兄弟達がまたしても彼女の場所は夫や子ども達や家族の側だと説得する。
彼女の夢や権利を否定する存在に疲れ果て、夫婦の生活を犠牲にしてまで伝統を優先するこの夫にうんざりしながらヴィヴィアンは押し留まるが、既に限界に達している。
同じ頃、かつて愛した男性、アルベールが再び現われる。僅かな時間ではあったが、彼女が自分自身でいられる自由を与えることのできた男。