ダニエル・ダニートは映画監督。彼は全ての、どんなことに関しても理論に振り回されている。彼はビデオも、彼の芸術を脅かすハイテクも大嫌いだった。
けれども、彼の「偉大な昔ながらの映画」の撮影が延期になった時に彼は小さなデジタルカメラを手にし、彼は映画を撮るという誘惑に長いこと耐えることが出来なかった。でも何も私生活で見せることがないのにどうやって自作のフィクションをつくろうというのか。
けれどもダニエルにその機会がやってきた。現代のドンキ・ホーテの役を引き受けることで、そして声高に、強く、彼が証言したいと思っている映画の破滅を主張することにした。
彼らの意に反して、彼のアシスタント、ミッシェルと彼の編集係、ペネロップは、ダニエルをサポートし、このおかしな旅行が始まる。