第55回ベルリン国際映画祭では、フランス映画や合作、計19作が出品されており、そのうち5本は正式コンペ作品です。来たる2月10日、Regis Wargnier 監督の新作「Man to Man」と共に、第55回“ベルリナーレ”が開幕します。
幕開け後は、やはりコンペ作品のAndre Techine 監督作「Les temps qui changent / changing times」、Robert Guediguian 監督作「Le Promeneur du Champ de Mars / 仮題:シャン・ド・マルスの散策者」、Jacques Audiard 監督作「De battre mon coeur s’est arrete / 仮題:止まった鼓動」、Alain Corneau 監督作「Les Mots bleus / 仮題:青の言葉 」が続きます。
また台湾の映画監督 Tsai Ming Liang は、フランスとの合作による「The Wayward Cloud / 天邊一雲」を出品しています。
パノラマ部門のオープニングを飾るのは、Radu Mihaileanu 監督の新作長編「Va, vis et deviens / 仮題:go, live and become」。そのほか Frederic Balekjian 作「Les mauvais joueurs 」、Olivier Ducastel 作「Crustaces et coquillages」、Monika Borgmann、Lokmann Slim、Herman Theissen 作「Jacques Martineau, Massaker 」(ドイツ、レバノン、スイス、フランス)、Yesim Ustaoglu 作「Waiting for the Clouds」(フランス、ドイツ)も2005年度パノラマ部門の出品作品です。また、Lucille Chaufour 作「Violent Days」、Claire Denis作「Vers Mathilde」、Jerome Bonnell 作「Les Yeux clairs」、Raymond Depardon 作「Profils paysan, le quotidien」、Raphael Jacoulot 作「Barrage」、Michale Boganim 作「Odessa... Odessa」(イスラエル、フランス)、Idrissou Mora-Kpai 作「Arlit, deuxieme Paris」(ベナン、フランス)といった作品がベルリナーレ・フォーラム部門で紹介されます。
一方見本市では、フランスの輸出企業23社の参加が予定されています。そのうち20社は、Unifrance のスタンドでの参加です。(スタンドN° 60 - Tel: +4930 200 57 360 - Fax: +4930 200 57 359)
フランス勢の多数参加が見られる中、そのサポートとして Unifrance は今回初めて、ヨーロッパ映画フェア内のスペースと並行して、フランス映画専門の会合スポットを提案します。映画祭会場のベルリナーレ・パラストからすぐそばのカフェ、Luther & Wegner で は、フランス参加団のインタビューや会合が優先されます。
またUnifrance は2004年と同様に、地元配給会社のついていない映画に関する広報活動を展開します。
最後になりますが、Abdellatif Kechiche 監督作 「L’ Esquive / 仮題:サイドステップ」で才能が開花し、2005年セザール賞最優秀新人女優賞にノミネートした女優、Sara Forestier は、EFP(ヨーロッパ映画プロモーション)主催のシューティング・スターにフランス代表で参加します。2005年のシューティング・スターはベルリナーレ・パラストを舞台に、2月13日に開催されます。
コンタクト:広報部長 Magali Montet
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