Montreal World Film Festivalが先日9月3日に受賞作品、並びに受賞者を選出し、4つの仏プロダクションが栄誉に輝いた。
Claude Miller 監督の『 秘密 』が同映画祭においての最高名誉である“Grand Prix of the Americas”を受賞した。(本年度は『Ben X』も同賞に選出されている)フランス人にとってこの賞は、2000年に『 It Takes All Kinds 』( Agnès Jaoui )が受賞して以来。 Claude Millerは2001年にも『 Alias Betty 』が選出されており、主要俳優3名が同時に受賞の名誉も受けている。(2001年の記事参照)
その他にも仏・スイスの共同制作『 Une journée 』の Jacob Bergerが監督賞を、『 DP 75 - Tartina City 』の Issa Serge Coelo 監督は“Innovation Award”を受賞した。この作品の制作にはチャドやモロッコも携わっている。
短編映画部門では Bruno Danan 監督の『 Good Night Malik 』も出品され、今年2月に行われた Mons International Film Festivalでの国際批評家(Fipresci)賞受賞に引き続き高い評価を受けている。