あらすじ
水の都ヴェニスに近いムラノの若いガラス細工職人アンジェロはガイドのラファエレにつられて見学に来た映画女優ベッティナが好きになってしまった。 ベッティナはプロデュウサァのサンドリニと共に新作「ロメオとジュリエット」に使う時代のついた調度を探しに来たのだが、ラファエレは二人をサン・マルタ ン運河に臨むマリア邸へ案内した。この邸はヴェニスの名門で既に没落していたが、当主エットォレは家名を誇り昔の夢をみつづけ、その従弟アメデオは戦傷の ために気が変になり絶えず機関銃を射つ真似をしており、その他エットォレの妻ルチアも家政婦レティティアも、みんな風変りで、ただひとり娘のヂオルヂアだ けが清純可憐な乙女だった。ラファエレはガイドをしているが、相当な顔役で、この一家を財政的に援助して、ヂオルヂアの婚約者になりすましていた。ヂオル ヂアは訪れて来たベッティナに働き口を頼んだ。ベッティナは撮影所へ来るようにと云った。翌日撮影所を訪れたヂオルヂアはジュリエットを演じるベッティナ のスタンド・インの仕事を得た。そこへベッティナに会おうとアンヂェロがやって来たが、エキストラと間違えられ衣裳をきせられた。撮影は有名な露台の場 だった。ロメオ役者が高い縄梯子に尻ごしみたので、アンヂェロがスタンド・インになって登った。露台にはジュリエットに扮したヂオルヂアがいた。そして顔 を見合せた瞬間、二人は劇しい恋におちてしまった。やがてヴェロナのロメオとジュリエットの旧蹟でロケイションが行われることになり、ヂオルヂアとアン ヂェロも同行、夢の様な幾日かを過ごしたが、保護者の役で同伴したレティティアの密告で二人の仲を知ったラファェレはヂオルヂアを連れ戻しに来て、甘美な 一夜をすごし霧台にいる二人の姿をみてしまった。彼は怒ってヂオルヂアを責め、与太者に命じてアシヂェロ殺害を計ったが成功しなかった。家名を重んじる エットォレは、娘に手を出したアンヂェロを憎み、彼女が遂に家出して撮影所でアンヂェロを待つ間に、レティティアを使ってアンヂェロを邸におびきよせ長剣 で殺そうとした。隙をみてアンヂェロは脱れたが、背後からアメデオの機関銃弾を浴びせられ重傷を負った。折から訪れて来たラファェレも巻ぞえを食い即死し た。アンヂェロは呼吸もたえだえ撮影所に辿りつき、セットの蔭で、ヂオルヂアの腕に抱かれながら死んで行った。そして彼女もガラスの破片で動脈を切り、彼 のあとを追った。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (23)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : CICC Films Borderie
- Film exports/foreign sales : Tamasa Distribution
- フランス国内配給 : Les Films Corona
クレジットタイトル詳細 (18)
- Adaptation : Jacques Prévert
- シナリオライター : André Cayatte
- せりふ作者 : Jacques Prévert
- Directors of Photography : Henri Alekan, Jean Bourgoin
- 作曲家 : Joseph Kosma
- 監督補佐 : Pierre Léaud
- 編集担当 : Christian Gaudin
- 録音技師 : Antoine Petitjean
- Costume designer : Rosine Delamare
- 原作者 : William Shakespeare
- プロデューサー : Raymond Borderie
- 撮影技師アシスタント : Raymond Menvielle
- 撮影技師 : Henri Tiquet
- 製作部長 : Jean Clerc
- 編集アシスタント : Christian Stengel
- 装飾 : René Moulaert
- 演出助手 : André Michaud
- Production secretary : Margot Capelier
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : シネマ
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス (100.0%)
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1948
- フランス公開 : 07/03/1949
- 上映時間 : 1 時間 25 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 8014
- ビザ発行日 : 09/10/1981
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : 白黒
- 画面セット : 1.37
- Audio format : モノラル
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テレビ放送
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Critical reception
TV Guide called it "An intriguing romance" but Bosley Crowther did not like the film, calling it, "story, set within a weird and grotesque frame of contemporary morbidness in Venice and gaudy film-making in Italy" Pauline Kael said, "The film's sensuous poetic elegance contrasts with the seamy elements it encompasses...You may feel you've been made too aware of the film's artistic intentions, and the romanticism can drive you a little nuts".
Source : Wikipedia