あらすじ
ロオヌ上流の高原に、ただ一軒のホテル「守護天使」が立っている。この保養地ホテルを経営しているのは、クリ・クリと呼ばれる女将である。彼女はク リスチアヌ・ゲランドという、かつてパリのオペラ座のバレリーナであったが、この地の近くの城に住むバトリス・ルヴェルディエと恋におち、結婚をしてもく れない彼のそばに居たいばかりにこの淋しい高原ホテルに引きこもったのである。ある日の夕方、パトリスはホテルへ馬車をかっていると、「守護天使」への道 をたずねる若い女に会い、馬車に乗せてクリ・クリのホテルへ案内する。彼女はミシェール・ラガルドといい、後から来る愛人ローラン・マイヤアルをここで待 つのである。その夜の夜ふけ、一人の若者がホテルに着き、暗いなかで部屋を間違えて彼女の寝室に入る。彼をローランと信じ込んだミシェールは、いきなり彼 を抱いてキッスしたが、男がおどろくので電燈をつけて見ると知らぬ男である。それは附近のダム工事に赴任した青年技師ジュリアンであった。間違いと分った が彼はミシェールに心をひかれる。数日待ってもう来ないと思ったころ、ローランはオートバイを飛ばして来たが、仕事の失敗でやけとなっているローランのア ルコール中毒は悪化していて、彼はミシェールに別れ話を持ち出す。悲しんだミシェールは、高原をさまよってダム工事爆破作業の危険地帯に入ったのを、ジュ リアンに救われる。クリ・クリの執念深い愛情にあきあきしているパトリスは、ミシェールの新鮮な美しさにひかれ、ローランに城の中の改造を頼むという口実 で、ローランとミシェールを城の客として迎える。パトリスは酒を断たせるとミシェールに見せかけ、逆にローランに大酒させてその破滅を計る。その後ジュリ アンから愛の告白をうけ、またパトリスの口説きに責められ、ローランの再起に絶望して、ミシェールはパリへ帰ろうと決心する。しかしパトリスの切なる頼み で、彼の誕生日に仮装舞踏会に出席する。その夜、パトリスはクリ・クリにはっきり絶縁を宣言し、ミシェールを探し求めると、彼女はジュリアンに抱かれてい る。かつてクリ・クリの為に、マリイ・エレエヌを射殺したパトリスの眼は、怪しく輝く。パリへ帰るというミシェールを送って、クリ・クリとパトリスが同乗 し、ローランが自動車を運転する。途中、車は転落してローランは重傷、パトリスは微傷したが女二人はかすり傷もな...
クレジット
監督 (1)
俳優 (11)
映画製作・配給会社 (3)
クレジットタイトル詳細 (11)
- 製作代表 : André Paulvé
- Screenwriters : Jacques Prévert, Pierre Laroche
- せりふ作者 : Jacques Prévert
- 作曲家 : Roland Manuel
- 監督補佐 : Serge Vallin
- Editor : Louisette Hautecoeur
- Sound recordists : Jean Monchablon, Paul Duvergé
- 撮影技師 : Roger Arrignon
- Production managers : Louis Wipf, Lucien Lippens
- Production Designers : Max Douy, Alexandre Trauner, Léon Barsacq
- 演出助手 : Fred Orain
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス (100.0%)
- Original French-language productions : 不明