あらすじ
"Ripoux contre Ripoux"から12年、コメディー作品で初の「最優秀セザール賞」を獲得した、モンマルトルを舞台にした初回作(フレンチ・コップス1984年)から約20年、風変わりな二人の警官が帰ってきた。詳細はほとんどたがわず当時のまま、時代は変われば風習も変わる、悪習は特に。さらばモンマルトル、舞台はベルヴィルへ。
今ではBRB(犯罪取り締まり班)の警視をしているフランソワ、一方浮浪者同然のルネは競馬の内密情報を糧にバスチーユの港のボロ舟で細々と暮らしている。今となっては180度人生の異なる二人の男、そんな二人を運命の一撃が再度結び付け…。
中華街のレストラン経営者チェンに上手い話を持ってきたつもりが、チェンが指揮するマネーロンダリングに加わる羽目になったルネは、100万ユーロの入った袋を託される。チェンの戦利品を横取りしようと決意の固いコマンドを追う警察の捜査から逃れたものの、ルネは金の入った袋をなくしてしまう。
大勢でしかも決然たる追っ手たちから逃れるために、ルネ同様に堕落しきった打算的な外科医の助けを借りて、表向きに可能な限り姿を消そうとするルネ。
というわけで死んで埋葬されたルネは、元拳銃強盗で受刑生活20年の末に死亡したモルジーニに生まれ変わる。一回の埋葬が別な埋葬を隠せるとしても、あらゆる死体には前触れなく訪れる過去がつきものだ。モルジーニの過去はといえば、20歳になる娘のマリー。人違いの助けで、危険に満ちた企ての中ルネを助けることになろうとも、知ることはないと思っていた父を利用しようとたくらむ魅力的な娘。
上官から厄介でうぶな新人研修生、ジュリアン役をあてがわれたフランソワは、どちらについてどのゲームをするのか選択しなければならない。思い出を、警察と険悪な関係にあり、誰からも追われる相棒を取るか、それとも法を取るか?
クレジット
監督 (1)
俳優 (35)
映画製作・配給会社 (5)
- 製作代表 : CPZ Productions
- Co-productions : Gaumont, Plazza Films
- Film exports/foreign sales : Gaumont
- フランス国内通信社 : Moteur !
クレジットタイトル詳細 (15)
- 製作代表 : Claude Zidi
- Screenwriters : Claude Zidi, Simon Michaël
- フォトディレクター : Gérard De Battista
- 作曲家 : Francis Lai
- Editor : Nicole Saunier
- 録音技師 : Pierre Gamet
- Costume designer : Florence Sadaune
- Production manager : Cathy Lemeslif
- 報道担当(映画) : Dominique Segall
- 音声編集担当 : Frédéric Dubois
- スクリプト : Isabelle Querrioux
- Production Designer : Katia Wyszkop
- キャスティング : Gérard Moulevrier
- サウンド・ミキサー : William Flageollet
- スチールマン : Hassen Brahiti
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Watch Ripoux 3 / フレンチ・コップス 3 in VOD
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー, 推理
- 言語 : フランス語
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス