あらすじ
1926年6月。夜。パリ郊外のモンルージュの家の庭。パリのコンセルヴァトワールの学生時代からの親友ピエー ル・ベルクロワ(ピエール・アルディティ)を、マルセル・ブラン(アンドレ・デュソリエ)が訪ねた。彼は今では世界的に有名なヴァイオリニストとして各地 を演奏旅行で回っていた。4月には、ピエールがコンサート・マスターをつとめるコンセール・コロンヌと協演したが、その時はピエールの妻ロメーヌ(サビー ヌ・アゼマ)が風邪で来なかったが、今夜、2人は初めて対面した。ピエールとロメーヌの間には子供はなく、2人はまるで恋人同志のように、マニーシュ、ピ エロ、とお互いを呼び合っていた。初めて会ったロメーヌに、マルセルが、自分が体験した恋の話を語って聞かせた。独身のマルセルは、旅行のたびに情熱的な 恋を展開している風だった。ピエールがわけも分らぬ間に、翌日、マルセルが彼女のために、パリの邸で演奏する約束をとりかわした。翌日の午後、ロメーヌが 伴奏してマルセルが奏く曲は、彼とピエールが学生時代から愛の告白の曲として親しんでいたブラームスのヴァイオリン・ソナタ第一番だ。親友ピエールを思っ て、l人で来たロメーヌに悪態をはくマルセル。やがて、2人は本当の恋に陥った。演奏旅行の長い旅に出かけなくてはならなくなったマルセルは、ロメーヌに ピエールとの別れをせまり、せめて演奏旅行から帰ってきた時には、そうなっていてくれと彼女に誓わせて旅に出る。苦しんだロメーヌはピエールに毒を盛っ た。そのことを、以前から知っていたロメールの従妹で心ひそかにピエールを慕っているクリスチアーヌ(ファニー・アルダン)。戻ったマルセルは意外に冷た かった。ピエールのもとに戻るように言われたロメーヌは、絶望しセーヌに身を投げるのだった。
Source : movie.walkerplus.com
クレジット
監督 (1)
俳優 (7)
映画製作・配給会社 (4)
- 製作代表 : mk2 films
- 共同製作 : Films A2
- Film exports/foreign sales : Pathé Films, mk2 films
- フランス国内配給 : mk2 films
クレジットタイトル詳細 (16)
- 製作代表 : Marin Karmitz
- Adaptation : Alain Resnais
- シナリオライター : Alain Resnais
- フォトディレクター : Charlie Van Damme
- Assistant director : Florence Malraux
- Editors : Albert Jurgenson, Jean-Pierre Besnard
- 録音技師 : Henri Morelle
- 原作者 : Henri Bernstein
- Co-producer : Catherine Lapoujade
- 音声アシスタント : Olivier Villette
- Production manager : Catherine Lapoujade
- Assistant editor : Martine Fleury
- 美術アシスタント : Philippe Turlure
- Foley artist : Daniel Couteau
- サウンド・ミキサー : Jacques Maumont
- 演出助手 : Dominique Toussaint
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- 言語 : フランス語
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (7)
受賞 (1)
About
Mélo won the César Awards for Best Actress and Best Supporting Actor, and was nominated for Best Film, Best Actor, Best Director, Best Cinematography, Best Costume Design and Best Production Design.