あらすじ
強盗などの犯罪が続発するも犯人を取り逃がすことが続いている仏警察。警部マックス(ピコリ)は、昔の戦友で今は盗難車を扱ったりして犯罪まがいの商売をしているアベル(フレッソン)を扇動、銀行強盗をやらせて現行犯逮捕しようと画策する。(いわゆる’やらせ’ですね。)この扇動を直接、働きかけるのでなくアベルの愛人である娼婦リリー(ロミー)を通じて操るように仕向ける。マックスの思惑どおりに事は運び、銀行強盗一味は一網打尽。しかし共犯者としてリリーも逮捕されると知ったときマックスのとった行動は・・・。
クレジット
監督 (1)
俳優 (26)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Sonocam SA, Lira Films, Fida Cinematografica
- Film exports/foreign sales : StudioCanal Films Limited
クレジットタイトル詳細 (17)
- 製作代表 : Raymond Danon
- Adaptation : Claude Sautet, Claude Néron, Jean-Loup Dabadie
- フォトディレクター : René Mathelin
- 作曲家 : Philippe Sarde
- Editor : Jacqueline Thiedot
- 録音技師 : René Longuet
- Foreign producers : Edmondo Amati, Maurizio Amati
- 原作者 : Claude Néron
- Co-producers : Roland Girard, Jean Bolvary
- 音声アシスタント : Pierre Davoust
- 撮影技師アシスタント : Jean-Paul Cornu, François Lauliac
- 撮影技師 : Charles-Henri Montel
- 製作部長 : Ralph Baum
- Sound editor : Noelle Balenci
- スクリプト : Geneviève Cortier
- Sound mixers : Jean Nény, Alex Pront
- スチールマン : Claude Mathieu
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 推理, ドラマ
- 言語 : フランス語
- 出身 : フランス (80.0%), イタリア (20.0%)
- Original French-language productions : はい
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
ニュース (3)
映画祭でのセレクション (4)
Festival du cinéma français en Israël
イスラエル, 2025
Films du Patrimoine : en partenariat avec l’IF Paris
About
ミシェル・ピコリ、ロミー・シュナイダー、ベルナール・フレッソン出演の犯罪サスペンス。原題(MAX ET LES FERRAILLEURS)70年日本未公開作品です。監督は「すぎ去りし日の・・・」、「夕なぎ」などロミーが亡くなるまでに5本で一緒に仕事をしているクロード・ソーテ。
映画としては、カッチリと出来ているのですが、先の見えているストーリーを淡々と運んでいるといった感じで、あまり面白くない。主人公マックスの心象がよくわからないところも何かしっくりこないというか、物足りないというか・・・。犯罪を憎むあまり、結果として自分も犯罪に加担してしまっているという部分や、娼婦リリーに気持ちが動いているところが見えにくい。後で考えれば、ああマンションの一室での交流で彼女を操るはずが、いつしか心の中で愛するようになったのかなあと思うのですが。娼婦ロミーは魅力的だもんなあ。ラストのピコリとロミーが見交わす目線は、ちょっと「離愁」のラストを思い出してしまいました。(ちょっとだけです・・・。)ロミーのファンにとっては、後ろ姿で腰から上だけですが、裸でバスタブに腰かけて男物の帽子(ボルサリーノ?)をかぶってポーズをとるシーンが嬉しい。ロミーのセクシーな写真としてよく見かけるものですが絵になるワンショットです。
Source : amazon.co.jp