あらすじ
主人公はふたり。彼女コリンヌ(M・ダルク)は、気まぐれで浮気者。三〇歳になるのに五回の結婚歴がある。彼ロラン(J・イアンヌ)は、彼女より車に惚れ こみ、彼女には余り愉快な男ではない。土曜日の朝。ふたりは週末旅行に出た。出がけに隣人と大ゲンカ、ペンキ噴霧器やテニスボール、猟銃で大立回りとなっ た。都会を去るマイカー族の大移動--車はえんえんと列をなし、路傍には事故を起した車と血まみれの死体もある。田舎町ではトラクターがスポーツカーに激 突。運転していた男は死に、連れの女と農夫が階級論争をやり合う。コリンヌとロランが、ヒッチガールのために車をとめると、フーテンスタイルの青年がピス トルをふりまわし乗りこんでくる。青年は神とデュマとの間に生まれたと自称し、ポンコツ車を羊の群に変えてしまった。恐怖にかられた二人は、ものすごいス ピードで暴走し、三重衝突。かろうじて生命は助かったが、電話ボックスでは若い男(J・P・レオ)がシャンソンを歌いながら婚約者と長電話、救いを求める こともできない。アタマに来てその男の車を盗もうとしたロランは若者の空手にのされてしまった。日暮にふたりは田舎道を歩く。炎上する車、死んだ人々。数 日後、清掃トラックをつかまえたものの黒人の運転手は、帝国主義への復讐を語った。一週間後田舎へ着いたふたりは母親を惨殺し、遺産を手に入れた。しか し、帰り道にビートニクゲリラに襲われ彼氏は逃亡をはかって殺された。彼女の方は隊員たちと夫の肉を舌つづみをうって食い始めた。血と炎に満ちたウィーエ ンドの哀れな末路であった。
クレジット
監督 (1)
俳優 (30)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Lira Films, Les Films Copernic, Comacico
- Associate producer : Cinecidi
- Film exports/foreign sales : Gaumont
クレジットタイトル詳細 (9)
- シナリオライター : Jean-Luc Godard
- フォトディレクター : Raoul Coutard
- 作曲家 : Antoine Duhamel
- 監督補佐 : Claude Miller
- Editor : Agnés Guillemot
- 録音技師 : René Levert
- 原作者 : Julio Cortazar
- Producers : Raymond Danon, Maurice Jacquin
- Production managers : Ralph Baum, Philippe Senne
この映画を見る
Watch ウイークエンド in VOD
Platforms | Model | Price | Quality |
---|
Sorry, your search returned no results.
Platforms | Model | Price | Quality |
---|
Sorry, your search returned no results.
Platforms | Model | Price | Quality |
---|
Sorry, your search returned no results.
Platforms | Model | Price | Quality |
---|
Sorry, your search returned no results.
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー, 人生ドラマ, ドラマ
- 言語 : フランス語
- 出身 : フランス, イタリア
- Original French-language productions : はい
- 製作国 : 大部分フランス (フランス, イタリア)
- 製作年 : 1967
- フランス公開 : 29/12/1967
- 上映時間 : 1 時間 33 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 33349
- ビザ発行日 : 26/12/1967
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- 画面セット : 1.66
- Audio format : モノラル
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (2)
About
パリで中流家庭を営むロラン(ジャン・ヤンヌ)とコリーヌ(ミレーユ・ダルク)のデュラン夫妻が、ある土曜日の朝、都会での生活に疲れ、近郊の田園地帯へ向けて、マイカーでウイークエンド旅行に出かけた。同じことを考える人々は多く、夫妻はおそろしい渋滞に巻き込まれる。 尋常ではない渋滞の挙げ句、集団ヒステリーが起き、つぎつぎに異常な事件が起きる。事故を起こした自動車と血まみれの死体。親指太郎とエミリー・ブロンテなどのコスプレ騒ぎ。銃撃戦。果てには夫妻は車を事故で失うが、コリーヌは自分の命よりも車よりもエルメスのバッグを失ったことのほうを嘆く。 徒歩で田舎の実家に向かい、1週間かけてやっとたどりついた実家で、夫妻は母親を殺し、遺産を手に入れる。パリへ帰る途中、ビートニク・ゲリラFLSOに襲撃され、ロランは逃亡に失敗して殺される。コリーヌは、FLSOの若者たちとともに、夫ロランの人肉を食らう宴に突入する。絶望的なウイークエンド。
Source : Wikipedia