あらすじ
パ リ。まだ片言のフランス語しか話せないポーランド人のカロル(ヤヌーシュ・ガヨス)は、性的不能が原因でフランス人の妻ドミニク(ジュリー・デルピー)に 離婚を求められている。カロルは裁判所で時間がほしいと哀願するがドミニクはもう愛してない、と言い捨てる。行き場をなくしたカロルは地下鉄の通路で同郷 のミコワイ(ズビグニエウ・ザマホフスキ)に出会う。2人は奇妙な友情を温め始める。彼はカロルに人生に絶望して死にたがっている男に手をかす気はない か、ともちかけるがカロルは断わる。彼はミコワイのトランクに隠れ、パリで見つけた少女の胸像を抱えながら故郷に再び戻る。カロルは再び働き始めるが、美 容師稼業に見切りをつけ、やくざな両替屋の用心棒になる。そして両替屋たちの土地買収の計画を出し抜くため動き始める。またフランス語も本格的に学び始め る。そんなある日ミコワイに再会した彼は殺してほしいと願っている男の頼みを聞く。しかしその男はミコワイ自身であった。カロルの銃で一度死を見たミコワ イは生まれ変わる。一方、大金持ちになったカロルは電話をしても受け付けてくれないドミニクをポーランドに来させるために自ら死を偽り、遺産の受取人をド ミニクにした。葬儀に現われたドミニクが予想外に涙を浮かべているのを遠くから確認したカロルはその夜、彼女の前に現われ、2人は裸になり深く愛を誓い合 う。カロルが満ち足りた顔で眠っているドミニクを後に去った後、彼の自殺に不審を抱いた警察がホテルに現われ、ドミニクを逮捕してしまう。カロルは人目を 避け、ドミニクのいる収容所のまえに立つ。おりの中からのドミニクの視線とカロルの視線は愛を交し合う。
クレジット
監督 (1)
俳優 (11)
映画製作・配給会社 (5)
- 製作代表 : mk2 films
- 共同製作 : France 3 Cinéma
- Foreign production companies : Tor Film Production, Cab Productions
- Film exports/foreign sales : mk2 films
- フランス国内配給 : MKL Distribution
クレジットタイトル詳細 (16)
- 製作代表 : Marin Karmitz
- Screenwriters : Krzysztof Kieslowski, Krzysztof Piesiewicz
- フォトディレクター : Edward Klosinski
- 作曲家 : Zbigniew Preisner
- Assistant directors : Emmanuel Finkiel, Julie Bertuccelli, François Azria
- Editor : Ursula Lesiak
- Sound recordists : Jean-Claude Laureux, Brigitte Taillandier
- Costume designers : Elzbieta Radke, Teresa Wardzala, Jolanta Luczak
- エグゼクティブプロデューサー : Yvon Crenn
- 製作部長 : Yvon Crenn
- 報道担当(映画) : Eva Simonet
- スクリプト : Geneviève Dufour
- Production Designers : Halina Dobrowolska, Claude Lenoir
- キャスティング : Margot Capelier
- サウンド・ミキサー : William Flageollet
- スチールマン : Piotr Jaxa
この映画を見る
Watch トリコロール/白の愛 in VOD
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : ドラマ
- 言語 : フランス語, ポーランド語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : はい