あらすじ
公証人のエミリー(カトリーヌ・ドヌーヴ)は同業者の夫(ジャン・ピエール・ブーヴィエ)と大学生の娘アンヌ(キ アラ・マストロヤンニ)、養子のリュシアンと四人家族。弟アントワーヌ(ダニエル・オートゥイユ)は神経科医、独身で姉家族とも疎遠になりがちだ。二人の 母(マルト・ヴィラロンガ)が脳卒中で倒れ、エミリーの家に引き取られるが、気丈なエミリーと上手くいかない。彼女は母と気が合うアントワーヌに助けを求 めるが、喧嘩になってしまう。姉を密かに慕う彼は仲直りの印にクリスマスに姉一家を訪問。だが晩餐の最中に母が自分の遺産の話をはじめ、母の死など考えた くないアントワーヌが激怒、とめようとした義兄と大喧嘩になる。母は娘の家にいるのがきまずくなって一人暮らしを始めるが、すぐにまた倒れてしまい、養老 院に入る。リュシアンは養子で人種も違うコンプレックから家になじめず、もののはずみでエミリーのアシスタントで娘同然でもあるアルジェリア系のカディ ジャ(カルメン・チャップリン)に暴行しようとし、家を飛びだす。いろいろな事件の連続で気まずくなった夫婦は別居、アントワーヌは姉と一緒に暮らすこと にする。養老院で母がまた倒れ、死期も近いと知らされる。エミリーは実は母の病状を知っていたアントワーヌを許せず夫のいない自宅に戻り、追いかけて来た アントワーヌと激しく口論、そのまま喧嘩別れしてしまう。しばらくして、母がとうとう息を引き取った。バラバラになっていたエミリーの家族は葬儀のために 再び集まる。葬儀の終わった午後、庭に並べたテーブルを囲んで食事をする家族は、お互いにどの季節が好きかを尋ね会う。老母の死を越えて、家族は新しい絆 を見つけ出そうとしていた。
クレジット
監督 (1)
俳優 (13)
映画製作・配給会社 (4)
- 製作代表 : Les Films Alain Sarde
- Co-productions : D.A. FILMS, TF1 Films Production
- Film exports/foreign sales : Tamasa Distribution
- フランス国内配給 : Pathé Films
クレジットタイトル詳細 (11)
- 製作代表 : Alain Sarde
- Screenwriters : André Téchiné, Pascal Bonitzer
- フォトディレクター : Thierry Arbogast
- 作曲家 : Philippe Sarde
- Editor : Martine Giordano
- Sound recordists : Rémy Attal, Jean-Paul Mugel
- Costume designers : Bernadette Villard, Claire Fraïssé
- 製作部長 : Jean-Jacques Albert
- 報道担当(映画) : Marco Martin, Dominique Segall
- 装飾 : Carlos Conti
- スチールマン : Isabelle Weingarten
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : 家族
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス (100.0%)