あらすじ
パ リのリセ(高校)の4人の同窓生のブリュノ(ジュリアン・ランブロシニ)、アラン(ヴァンサン・エルバズ)、モモ(ニコラ・コレツキー)、レオン(ジョア キム・ロンバール)が数年ぶりに産院で再会した。4人の親友だったトマジ(ロマン・デュリス)がドラッグの飲み過ぎで死に、そのガールフレンドだったソ フィー(エロディ・ブーシェ)が子供を出産しようとしている。待合室で4人が思い出すのは、トマジと自分たちのリセでの最後の1年のこと。75年のパリの リセ、モンテスキュー校。学園闘争がフランス全土に燃え上がっていた頃。彼らは何かしたいと思いながら、真面目なレオンはどのセクトにもなじめない。失業 反対デモのビラに埋め尽くされた構内の壁に、トマジは冗談ビラを貼って、モロニ校長をあきれさせる。社会の授業では、レオンは隣の席のマリー(ジュリー= アンヌ・ロート)が自分に気があるのを知りながら、ブロンドのクリスティーヌ(エレーヌ・ド・フジュロル)が気になる。体育の時間、トマジがフェリーニの 「アマルコルド」の真似をしてジャングルジムのてっぺんで「女が欲しい!」と叫んで厳重注意をくらう。そんな悪ガキたちが、バーバラ(リザ・フォーク ナー)という魅力的な女の子がロンドンから英語のアシスタントとしてやって来た時から、急に授業に熱心になった。デモへの呼びかけの討論で、レオンはなぜ デモに行くかを話し合うべきだと主張するが、ほかの4人は女の子が行くなら俺も、というのが本音。ブリュノはトマジに呼び出されて夜の町へ。ドラッグを売 人から買い、その友達で謎の男ジョー(ジャッキー・ベロワイエ)に連れられ、秘密のパブへ案内される。デモの当日。最終学年の教室は受験一色で、デモどこ ろではない。レバプリック広場を占拠して意気上がるが、機動隊の催涙ガスで蹴散らされる。芝生の公園でレオンはマリーと些細なことから喧嘩。ソフィーはト マジと話し合うが、彼女は彼がいくらはしゃいでも孤独であることを知っている。ブリュノはトマジを援軍につけて、バーバラの家へ。彼女に誘われてキスを交 わし、ベッドインするブリュノ。翌日、そのことを知ったアラン、モモ、レオンには、これまでの人生で最大のショックだ。10年後、俺たちはどうしてるのか な、と話し合う5人。トマジはサーカス団員、モモは実家のパン屋だけは嫌。アランは何かは分からないが世界チ...
クレジット
監督 (1)
俳優 (32)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Vertigo Productions
- Film exports/foreign sales : Newen Connect a TF1 Group Company
クレジットタイトル詳細 (15)
- 製作代表 : Farid Lahouassa, Aïssa Djabri
- Screenwriters : Cédric Klapisch, Santiago Amigorena, Alexis Galmot, Daniel Thieux
- フォトディレクター : Dominique Colin
- 作曲家 : Charlélie Couture
- 監督補佐 : Jacques Royer
- Editor : Francine Sandberg
- 録音技師 : François Waledisch
- Costume designer : Pierre-Yves Gayraud
- 音声アシスタント : Vincent Goujon
- 報道担当(映画) : Laura Gouadain
- 編集アシスタント : Jenny Frenck
- スクリプト : Marie Vermillard
- 装飾 : François Emmanuelli
- キャスティング : Christine Dory
- Location manager : Marie-Hélène Labret
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : 若者
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (1)
About
"Everything began at the end of "Riens du tout". I wanted to make a film on the hippie communes of the 1970's. I wanted to tackle this period when people still had illusions before the start of our time of crisis and desillusion. Eric Barbier asked me to make the second part of the series "Les années lycée", the story of a high school over different periods. This series was produced by Vertigo Productions for Arte. I was offered the "1975" episode and I immediately accepted, even though I had very little time to write it (two months) and film it (25 days). I used this opportunity to work with two friends from high school who have became screenwriters (Alexis Galmot and Santiago Amigorena) and, 9 months later, a sort of happy event occurred... We had given birth to the bastard child of cinema and television. This film, shot in next to no time with a small crew of friends, took on a scope that we never suspected. After the Gold FIPA in Cannes, things speeded up and the film won the Grand Prix at the Chamrousse Comedy Film Festival. At this time, Gaumont decided to release it, 8 months after its broadcast on Arte."
(Cédric Klapisch)