プロフィール
ジャン・ギャバンは、フォリ・ベルジェールのキャバレーを中心に何年もの間、活動した後、映画界にデビューする。1937年に公開された『Pépé le Moko(望郷)』で一躍有名になる。その後2年間にわたり、『La Grande illusion(大いなる幻影)』、『Le Quai des brumes (霧の波止場)』、『La Bête humaine(獣人) (1938)』・・・などフランス映画代表作に挙げられる作品の中で俳優としてのキャリアを積んでいく。第二次世界大戦中、ドイツ人のために演じるのを拒み、アメリカへ逃亡する。フランスに帰国後の代表作は、2本のギャング映画『Touchez pas au grisbi(現金に手を出すな) (1953)』と『Razzia sur la chnouf(筋金を入れろ) (1955)』。1955年、ユーモアある話しぶりがミッシェル・オーディアール監督の目に留まり、ギャバンは念入りに推敲されたセリフを巧みに演じる。 2人のコラボレーションは20作品にも及ぶ。その後は、ベルナール・ブリエやジル・グラニエ、フェルナンデル、アンリ・ヴェルヌイユ・・・など限られた仲 間とのみ出演。晩年は、新世代の俳優、アラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモンドと共演し、1976年に死去。フランス映画界に神話を残した俳優。
Filmography(95)
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Venice International Film Festival
イタリア, 1954
Volpi Cup for Best Actor : 現金に手を出すな
Volpi Cup for Best Actor : われら巴里ッ子